刑事事件 [事例9]

顔を叩いて怪我をさせてしまった(傷害)→不起訴処分

70代男性
罪名結果
傷害 不起訴

背景

Aさんは、以前からたびたび、自宅にいわゆるピンポンダッシュ(玄関のチャイムを鳴らしてすぐに逃げる行為)をされるなどの被害に遭っていました。
そこでAさんは、ピンポンダッシュの犯人を突き止めるために、自宅の敷地内に身を潜めていました。

すると、ピンポンダッシュの犯人が自宅に現れたため、Aさんはその犯人に注意をしました。
このときAさんは、ついかっとなって、犯人の顔をはたいてしまいました。そして、被害者は怪我をしてしまいました。

Aさんは、騒ぎに気付いた近隣住民によって110番通報され、警察に身柄を拘束されてしまいました。

Aさんのご家族が警察署に面会に行き、Aさんから事情を聞きました。そして、Aさんのご家族が、当事務所に法律相談に来られました。

対応

受任後、Aさんは釈放されましたので、早速Aさんに謝罪文の書き方を教えて、謝罪文を書いていただきました。また、検察に被害者の連絡先を教えてもらい、被害者と示談交渉を始めました。

新型コロナウイルスの影響のため、直接お会いすることは避け、謝罪文と示談書は被害者に郵送させていただき、20万円の示談金は被害者の口座に振り込ませていただきました。
なお、被害者は未成年でしたので、示談は被害者のご両親とさせていただきました。

被害者のご両親からは、「被害者(息子)も悪かった」とおっしゃっていただきました。

結果

結果として、不起訴となりました。

法律相談に来られたAさんのご家族は、被害者との話し合いをしてほしいとおっしゃっていました。
被害者の氏名・住所・電話番号などは個人情報ですので、通常、警察・検察は、被疑者側には教えてくれません。したがいまして、被害者と示談交渉したくても、被疑者側は、通常示談交渉することはできません。

しかし、弁護人であれば(被害者の同意があれば)被害者の電話番号を警察・検察から聞き出すという方法があります。

本件でも、Aさんのご家族やAさんは、被害者の電話番号などはご存じありませんでしたので、弁護人から検察に連絡を入れ、被害者の電話番号を聞き出し、被害者の親御さんと示談交渉をいたしました。

示談交渉の中で様々なことが判明していき、被疑者側と被害者側の両方の誤解やわだかまりが解けていきました。
そして、示談書には、今後、被疑者側も被害者側もお互いお金の請求はしないという清算条項を入れることによって、今後の民事の争いを封じることもできました。

このように、弁護人を入れない場合には、そもそも被害者側の電話番号すら通常はわかりません。
刑事事件の被害者とのお話合いをご希望の方は、刑事事件を多数取り扱っている泉総合法律事務所へご相談されることをお勧めいたします。

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