交通事故 [事例6]

後遺障害非該当から異議申立にて14級認定、示談金300万円超獲得

30代男性
主な症状損害賠償金
頚椎捻挫等 47万円 → 314万円に増額

背景

Aさんが自動車を運転し、交通渋滞で停止中に、後方から走行してきた自動車に追突された事故です。

Aさんは、相談に来られた時点で、すでに治療は終了しており、後遺障害申請手続もおこなったものの非該当の結果が出ていました。この結果を前提に、相手方保険会社から損害賠償額の提示を受けていました。

Aさんは、後遺障害等級非該当という結果が妥当であるのか、また、相手方保険会社からの提示額が妥当であるのか相談したく、来所されました。Aさんは、相談の時点でも、頸部に痛みや可動域の制限を訴えていました。

対応

ご依頼を受けた後、医療記録の取得や、主治医への医療照会を行いましたが、頸部痛をまさに裏付けるような所見はなく、後遺障害等級非該当の結果を争うには困難なことが予想されました。

もっとも、リハビリの計画書等の医療記録から、Aさんの訴えている症状が一貫していることや、交通事故当事者双方の自動車の衝突後の写真を見ると損傷が大きく、Aさんにも相当大きな衝撃が伝わったことなどを書面で主張し、後遺傷害非該当の認定に対し異議申立てをしました。

結果

その結果、結果が覆り、後遺障害等級14級が認定されました。
その後、後遺障害があることを前提に、相手方保険会社と交渉をしました。後遺障害部分の損害以外にも傷害慰謝料の増額交渉を行い、Aさんの満足できる金額で示談をすることができました。

後遺障害等級認定の有無によって、賠償額は大きく変わってきます。

本件の場合、後遺障害が認定される前に、相手方保険会社から提示を受けていた金額と、後遺障害認定後の示談の金額を比べると、260万円以上増額しています。後遺障害の損害部分だけで230万円以上増額していますので、治療終了後も症状が残存している場合は、後遺障害等級認定手続きや、一度非該当の結果が出た場合でも異議申立の手続きを検討することをお勧めします。

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